お知らせ

発達に応じてトレーニングすることが大切!

2018年3月3日

今日は子供たちのトレーニングに

大切なお話をさせて頂きます。

子供達にトレーニングを課す場合は

身体の諸機能が最も成長する時期に合わせた

トレーニングをすることが

大切になります。

今の世代小さい頃からアスリートを

目指すことが当たり前の時代になっています。

アスリートを目指すのに必要なトレーニングは

早すぎても遅すぎても効果が

得られないので注意してください。

ですので、年齢ごとの発育・発達の特徴を考慮して

運動能力を十分に引き出してあげることが大切です。

 

 

小学生期

脳に代表される神経系の成長が著しい小学生期

特に10歳以下の時期には

のびのびと運動を楽しむ過程で

いろいろな動きや

基本動作(走る、投げる、跳ぶ、打つ、蹴る、泳ぐ等)を

身に着けて、それを上手にできるようにすることが

大切です。

その為にも、ひとつの運動種目に限定せず

さまざまなスポーツに親しませることも大事です。

性急に育てようとすると

結果的に子供の成長を損害することになってしまいます。

子供に対しては達成可能な目標を設定し、

それを達成できたときには褒めて

目標が達成できなかったとしても叱責したり

達成できそうもない目標を与えたりして

心理的に追い詰めてしまうと

嫌気がさして運動から離れてしまいますので

気を付けてください。

 

中学生時期

小学校の高学年から中学生期は

持久力をつけるのに最適な時期です。

成長に応じた運動という点では、

巧みになった身のこなしを活かして少し長い時間

運動を続ける方がいいです。

これにより、心臓・肺などの呼吸循環系が十分に働き

能力を高めることができます。

また、筋肉の持久力をつけるために、

軽いウエイトで回数を多く行う筋力トレーニングや、

自分の体重を負荷に利用した

手押し車・懸垂・ロープ登り・腕立て伏せなどを

行うとより一層高められます。

 

高校生期

身のこなしが上手になり

スタミナがついてきたら

いよいよ力強い動きをするために

筋力トレーニングを行います。

高校生にもなると骨の成長もほぼ終わるので

逆に骨を強くするという意味で

重い負荷でのトレーニングが効果的です。

筋力トレーニングは筋肉を休める時間も大切なので

週に2日ないし3日おこなうのがよいです。

筋力トレーニングを規則的に実施して

パワーの開発に努めるのがポイントです。

以上のように

小中学生とそれぞれの時期に

『身のこなし』    『スタミナ』    『力強さ』 を

高めていくことが大切です。

一度ご確認のほどトレーニングを

行ってみて下さい!

 

次回はクロストレーニング、

ゴルフに必要なトレーニングについて

お伝え致します。

 

ZERO Premium Sports 垂水店

フィジカルトレーニング 山本