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楽しいラウンドレッスン・・・②

2018年5月19日

楽しいラウンドレッスン・・・②

 

前回に続いて…

13番ホール509ヤード PAR5

ティーショットで200ヤード先にクリークがあります。

Tさんティーショットで1W選択。

200ヤードと当たりはあまり良くないが、

フェアウェイど真ん中。

次の2打目は池が気になるので

緊張してのショットになる状況でした。

ライの状況は左足下がりのつま先上がりでした。

しかしTさんは、状況を気にせず

いつも通りの素振りをして

2打目を打ちました…

結果ボールの頭をたたき

池を越えた左ラフに飛びました。

この状況では、

ボール位置とスタンス幅と素振りを繰り返しする事と、

ボールの飛び出し方向を予想し、

インパクトで緩めない事を

意識することをレッスンしました。

Sさんのティーショットは3Wを選択、

やや左に引っ掛けラフに、

2打目は池越えの難しい状態でしたが

しっかりと素振りを繰り返しリズムよく

3Wでナイスショット、

上がってみればバーディー外しのパーでした。

しっかりとイメージをしての

ショットは素晴らしかったです。

 

14番ホール332ヤード PAR4

セカンド地点のフェアウェイが左に傾いています。

狙いはフェアウェイ右です。

Tさんのティーショットは1Wを選択。

フェアウェイ右を狙ってアドレスをとっていました。

240ヤードのビックドライブのナイスショットでした。

フェアウェイど真ん中にボールは止まりました。

2打目はピンまで100ヤード

これをしっかり乗せれば

パーは確実にとれるポジションでした。

ボールのライは、つま先上がりで

左にひっかかる状況に見えました。

ここでも、アドレスの取り方が

重要になる状況でした。

砲台グリーンでもあり

多少飛距離を出さないとグリーン手前になる

可能性がある状況でした。

素振りをしてアドレスに入ると

すごく力が入っているのが分かりました。

ヘッドアップが原因で

ショートしグリーン手前のバンカーに入ってしまいました。

ここでやってみることは、

1番手大きめのクラブでグリップを短く握って

ショートスイングで一定のリズムで

スイングしてみると良いかと思います。

Sさんのティーショットは、

力が入りすぎて左に飛び出しましたが

何とか左のラフに止まっていました。

2打目も力が入りすぎて

グリーン手前の花道に止まりました。

そこからアプローチで

ピン上4メートルの下りラインについてしまいました。

ここでは、花道からアプローチなので

パターを上りラインに残す方が良かったでしょう。

 

 

15番ホール427ヤード PAR4

右ドックレックの上りのホールで

2打目からも上りラインで

プラス20ヤードがいるハードなミドルホールです。

Sさんのティーショットは

つかまりすぎで左ラフまで飛んでしまいました。

2打目も上りを入れると

200ヤード越えのショットが必要になっていました。

ラフで左足上がりのライで

フルスイングは出来ない状況でした。

そこからフェアウェイに打つ事だけを意識して

アイアンでのショットを選択していました。

すごく冷静で良かったです。

Tさんは、前のホール1Wでナイスショットが出たので、

ここぞとばかりにフルスイング、

力が入りすぎて右ラフで飛距離も出ていませんでした。

どの様に意識してショットをされましたか?の質問に。

『飛ばしてやろーと思って…

力いっぱい振った』と言われていました。

アドレスは

しっかりフェアウェイ左を向いていましたが

力感が変わる事で

クラブを手の力で振ったことが原因でした。

普段通りのリズム(リラックスしている時)のスイングを

行う事で解消できるミスだったと思います。

今回のラウンドレッスンで気付いた事は、

普段のレッスンでは出来ていても

環境が変化する事で、

いつものリズムで打てなくなる事が確認できました。

普段の練習では、

たくさんのボールを打つ事も大事ですが、

一打一打のチェック点を決めてアドレス、

ルーティンなどを確認しながら練習を行って下さい。

ラウンドでは

普段練習をしていないスイングは

出来ない事を理解して頂きました。

今後のレッスンではスイング形成を確立し

自信の持てるスイングにしていきましょう。

あと、ゴルフは楽しんでこそスコアも出ると思います。

ZERO Premium Sports 垂水店 インストラクター 福田