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ルールとは…

2018年6月21日

ルールとは…

 

先日幕を閉じた第118回全米オープンゴルフ選手権
舞台となったシネコックヒルズは
『過酷』の文字が相応しいコースでした。

世界ランク上位の一流選手達が
自分のゴルフを全くさせてもらえず
ストレスとの戦いでもあったと思います。

その過酷な中で栄冠を手にしたのは
前年覇者のB.ケプカ選手
史上7人目の全米オープン連覇でした

4大メジャーで一番難しいと言われる
全米オープンゴルフ選手権での連覇
この偉業がゴルフ界を駆け巡るものと
思っていたのですが…

巷の話題やメディアでは
P.ミケルソン選手のペナルティーの記事

「ルールを有効に活用した」とのP.ミケルソン選手のコメントと
USGA「罰打を課したので以後は問題ない」とのコメント…

確かにルールの面からでは罰打を受け
処理は完了したのかもしれないけど
本当にそれでいいのだろうか?と…

 

『ゴルフ規則』の本を見るとルール解説の前にあるのがゴルフ規則の本質と精神
以下を参照ください。

ゴルフ規則の本質と精神

数あるスポーツの中でゴルフ競技の大きな特徴の1つは、
通常レフェリーが立ち会わないということです。
それはゴルフがフェアプレーを重んじるスポーツであって
『ゴルファーはみな誠実であり故意に不正をおかす者はいない』
ということが基本的な考え方になっているからです。
またゴルフゲームには、
予測できない事態が生じたが
適用できる規則がないときは
公正の理念に従って解決してきたという
歴史的風土があり、
そこにゴルフ規則の本質と精神をうかがい知ることができます 。
もちろん、ゴルフ規則書の中にも罰則はありますが、
それはゴルフ規則を知らなかったり過失によって
その処置を誤ったプレーヤーに対して
競技全体の公平をはかる観点から決められたものです。
ですからゴルファーの1人ひとりがゴルフ規則を知って
自主的に規則を守るようにすることが大切です。

 

以上がゴルフ規則に記載されている
ゴルフ規則の本質と精神の全文です

 

当初 P.ミケルソン選手は
「ルールを有効に活用し2罰打を受けたのでコメントできない」とコメント
そして今朝(6/21)は
「自分の行動を恥じ失望している。落ち着くまで数日かかる」とコメント

ゴルフにはレフェリーがいない!
それは「みな誠実であり故意に不正をおかす者はいない」が基本的な考え方があるからである
そしてルールとは
「競技全体の公平をはかる観点から決められたもの」

 

フィル・ミケルソン選手
ゴルフ界を代表する偉大なプレーヤーです
USGA
アメリカ国内ゴルフの統括団体です

人それぞれ受け止め方や見解があると思いますが自分は残念でたまりません…

プロゴルファーであれアマチュアゴルファーであれ
強い選手である前にグッドプレイヤーであるべき!
来年以降、2020年から実施となる新ルールは
今までに比べるとずいぶん簡素化されそうです

楽しいゴルフをするために
ゴルフをもっと楽しむために
ちゃんとゴルフ規則をしっておくことが
プレイヤー自らを守ってくれます!

『ゴルフ規則』じっくり読んでみてもらえたら嬉しいです(^^) ↓ ↓ ↓
‭http://www.jga.or.jp/jga/html/rules/rulebook/index.html‬

ZERO Premium Sports  垂水店 チーフインストラクター赤松でした(^^)v