セットアップの大事さ!・・・②
2018年7月9日
セットアップの大事さ!・・・②
前回もお話ししましたが、 スイングはもちろんの事 セットアップが大事なことを 認識して頂くための第二弾です。 素振りをしてご自分の最下点を見つけて下さい。
①ボール位置
平坦な地形でのほとんどのショットにおいて、 スタンスの中心線と左かかとの延長線上の間で、 クラブの最下点に到達する位置にボールを置きます。 (中心とは両足の真ん中もしくは胸の真ん中とを言う) 通常、フェースはこの時点でスイング軌道に対して最もスクエアになり、 目標に向かってボールを運びやすいからです。 このボール位置はアップヒル(上り坂) またトラブルショットではあてはまりません。
②スタンス幅
スランスの広さは ①人の体格によって、 ②またクラブとショットによって異なります。
最も長いクラブであるドライバーは 安定した土台が必要とされるため、 スタンスが広くなります。 短いクラブである ピッチングウエッジや サンドウエッジはスタンスが 狭くなります。
スタンス幅を決めるもう一つの要因は、 ③打法による違いです。 1軸打法ではスイング中の体重移動が少ないため、 スタンス幅が狭くなり、 現在のスイングの主流である 2軸打法ではスイング中の体重移動を積極的に行うため、 スタンス幅が広くなります。
③ポスチャー(構え)
正しいポスチャーが作られていないと 効果的にコイル(ねじり)と アンコイル(ねじりの戻し)は発生しません。 以下の4つの段階に従って、 正しいポスチャーを作ります。
1. 最初に背筋を伸ばし、あごを引かずに、直立姿勢をとります。
2. 上半身と下半身を分離します。
クラブの両端を両手で持ち、両足のつけ根にあてがって、上半身を折り曲げます。
上半身がやや傾斜します。
3. 両膝を少しだけ曲げます。
ジャンプして着地した時の膝の湾曲(角度)が一つの目安となります。
4. 尻をやや突き出しますが、背中が反るほど突き出してはなりません。
腰痛の原因となる事が明らかになっています。
5. クラブをグリップして、胸の前にかざしてから、ソールします。
両腕は両肩から垂直に降ろした位置をグリップポジションとします。
常に足からこぶし1.5~2個分くらい離します。
ほとんどのショットでは左太ももの内側に位置するはずです。
④アライメント(方向性)
ゴルフは目標のゲームです。 したがって、ショットあるいはパットを行う前に、 目標線(目標地点とボールを結んだ線)をまず決めなければなりません。
最初にボールの真後ろに立って、 目標地点を決め、 次に第二目標地点を決めます(ディボット、芝の変色した場所など)、 目標線上にある1m、2m先がよいでしょう。 200ヤード先よりも1mか2m先の方が目標方向を確認しやすいからです。
ボール向かってアドレスをする際、 電車の線路を思い浮かべます。 一本の線路はボールから目標にむかい、 もう一本の線路はあなたの①両かかと②両膝③腰④両肩⑤両目から目標方向に向かって、 ボールから出ている線路の左側を平行線を描くように伸びていきます。
次回は、スイングとは
ZERO Premium Sports 垂水店 インストラクター福田でした(^^)