すべては次の人の為に
すべては次の人の為に
私が坂田塾でコーチをしている時に、
塾長からたくさんの事を教わりました。
塾生には、ゴルフ以外にもたくさん教えることがあります。
①自分の下着と靴下は自分で毎日洗うこと
②玄関で靴は必ず揃えて出ていく方に向ける事と、他の人の靴も揃えなさい
③トイレの洗面台を使用後は必ず濡れているところを拭くきとる
④身内にも挨拶をする「おはようございます」、「おやすみなさい」、
「行ってきます」、「いただきます」、「ごちそうさま」など
これらにはちゃんとした意味があります。
『今回は③をご紹介いたします』
以前、坂田塾には大人との対抗戦という試合がありました。
坂田塾生と日ごろお世話になっている
ゴルフ練習場・ゴルフ場・後援会の方たちとの試合が年1回ありました。
もちろん試合ですからゴルフ場に行きます、
ラウンド前に私がトイレに行って手を洗っていると、
塾生と対抗戦に出場される方々もおられました。
塾生が手を洗ってからすぐに洗面台を拭きとっていると、
その姿を見られていた方々が
同じ行動をされているのを見てうれしく思いました。
塾生は普段から洗面所を使用した後に
無意識のうちにその行動になるのです。
洗面台を使用後ペーパータオルで拭くという行為は。
洗面台が使いっぱなしで濡れていたら、
次に来た人に不快感を与える。
だから、そこを拭くのです。
「すべては次の方のために」が、
ゴルフのエチケットなのです。
自ら進んで次の人の為に行う行為は、他にもあります。
グリーン上のボールマークを直す。
これは自分の為ではない。
次の人の為に修理していく。
スパイクマークも修理していく。
ディボット跡も埋めていく。
ティグランドに落ちているティペグもゴミ箱に入れておく。
これらもすべて次の方のためにです。
ラウンド前と終了後には、
コースと同伴競技者にも挨拶をします。
「宜しくお願いします」、「ありがとうございます」
それがルーティーンになっています。
ラウンドは人それぞれのプレースタイルがあります。
スコアも大切です、パープレーで回る事を目標にすることも大事です。
このような声も聴きます、
お金を払っているのだからただ楽しめれば良いとか
気を使ってまでプレーするのはいやだ、確かにそうかもしれません。
日頃の行いは自分にかえってきます。
ラウンド中のグリーン上でボールマークにけられて
カップインできなかった時どう思いますか?
ほとんどの人は、なんでこんなところに・・・
とちょっとした怒りを覚えませんか?
出来るだけ、自分のボールマークを直す事で
次の方のためにとグリーン保護のために
実践して頂きたいと思います。
話しは戻りますが、
自分自身の手を拭いたペーパータオルで洗面台を拭く。
簡単なようで、早々できる事ではないと思います。
ゴルフはプレーするだけではないのです、
様々な観点で勉強させてもらえます。
昔は、ゴルフ場に行くだけでも
敷居が高く先人の教えで言われたことをやらないと
ラウンドをさせてもらえない状況でした。
今となってはゴルフスタイルも変わり
マナーを知らなくてもラウンドは出来ます。
ただゴルフ関係の仕事をさせて頂いている身になると
多少はマナーを勉強してもらいたいと思います。
ゴルフが出来る環境は気持ちを良くします。
その事を考えると、
周りを見渡せ時間に
余裕のあるゴルフをして頂きたいと思います。
ZEROのアカデミー生とキッズには
これからも同じことを言い続けたいと思います。
洗面台を拭くことは「次の人の為だと」…。
ZERO Premium Sports 垂水店 インストラクター 福田