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カップのボールの拾い方

2018年1月31日

カップのボールの拾い方

 

カップの中のボールを拾い上げる時、

我が国のプレーヤーは一般に神経が足りない。

踏み込むシューズがカップに近すぎる。

出来るだけカップから離れて拾い上げなければならない。

なぜならば、踏み込んだところに

体重を乗せたシューズの踏み跡やスパイクマークができるからである。

カップの近くは本来スパイク禁止エリアである。

あと1回転か2回転でカップに届くボールにはわずかな余力しかない。

だから、踏み圧によるわずかな凹みも、蹴り上げによる小さな突起にも、

ボールは行方を影響される。

カップの中のボールを拾い上げる際は、離れれば離れるほどよい。

 

・カップから靴ひとつ離れて拾え

踏み込みの目安は靴ひとつだと考えるとよい。

それは以下のような計算からである。

カップに届くボールにとって大事なのは最後の2転がり。

ボールの1回転はボールの円周である。

ボールの直径4.267センチ×3.14=13.39センチとなる。

2転がりはその倍26.78センチ。

日本男子の平均的な靴のサイズに近い。

ボールを拾うためにかがみこむ姿勢はけっしてラクではない。

人によっては体力差があるので、

カップからどれだけ離れるべきかは、一概に決められない。

しかし、このテーマはグリーンの保護が前提。

ふつうの健常者ならカップから靴ひとつ分は

離れてボールを拾い上げることが出来るはずである。

カップからボールを拾い上げる運動は

プレーする上で不可欠と言っていいほど重要な運動である。

ゴルフをするからには、

靴ひとつ離れてボールを拾い上げることぐらい出来るよう、

スポーツマンとしての体の管理が出来ていなければ恥ずかしい。

身体の理由で「靴ひとつ」が無理な人の場合はどうするか。

可能な限り近づいて拾ってよい、ではない。

グリーンの保護が第一である。

人の手を借りればよい。

打つのは本人でなければならないが、拾うのは他の者でも構わない。

キャディや同伴競技者がいる。

同伴競技者の方も喜んでフレンドシップを提供しよう。

 

・カップをまたいでいくな

カップの近くに踏み込んでボールを拾い上げ、

その足でカップをまたいでいくプレーやが多い。

プロにも少なくない。アマチュアもその動きを真似をする。想像力の乏しい不作法である。

カップからボールを拾い上げた後は、1歩後ずさりする足の運びをするべきである。

 

最近グリーンホークを持たないでラウンドをしている人を見かけます。

ボールマークを誰が直すのかではなく、

自分が責任を持って直すことが第一です。

カップ周りだけではなく

グリーン全体を見る事でパターの打数が良くなります。

その眼線上にボールマークがある場合は、進んで直していきましょう。

時間と、心に余裕を持ってゴルフをした方がきっと良いことがやってきます。

ゼロプレミアムスポーツでは、ルール・マナーも一緒に勉強して参ります。

 

ZERO  Premium Sports 福田